誰もが少なからずコンプレックスをもっているのではないだろうか?
容姿の美醜、能力の高低、収入や財産の大小、社会的地位や名誉の有無など、「自分の自己評価」と関係するあらゆる事象が劣等コンプレックスの要因になるという。
劣等感は、現状の自分が他者や理想の自分に比べて劣っていると主観的に感じること。
ただそれはまだ思考のレベル。
一方、コンプレックスは感情を中心に結びついた記憶や思考のまとまりのことをいう。
劣等感を意識することは、ネガティブ思考であるが、逆に思考を変えれば大きなエネルギーとなって積極的な行動に結びつくこともある。
ところが、ネガティブ感情である「不安・恐れ」「拒絶」「悲観」「後悔」「自己嫌悪」「怒り・苛立ち」といった潜在意識から沸き起こる気持ちに陥るとなかなか抜け出せない。